どんな症状
・妊娠前から慢性の肩こりで頭痛持ち。妊娠してからは痛み止めの薬は飲めないし
強力な湿布も貼れなくていつも辛い。
・お腹が大きくなってきて、体がだるいことも多く、運動をすることが減ってしまった。
全身こっていて、血流が悪い気がする。
・もともと疲れると腰痛があったが、お腹が大きくなってから特にひどい。
お尻から太ももにかけての痛みもでてきた。
なぜそうなるか
・妊娠によるホルモンバランスの変化やお腹が大きくなる体型の変化などが母体に
さまざまなストレスを与えるため、自律神経が緊張に傾いて全身の筋肉も硬くなる。
・無理をしてはいけない、転んではいけない、初めてのことでわからないことや不安が多い
といった精神的なストレスも体を緊張させる大きな原因になる。
・お腹が大きくなってくると、重みによって反り腰が強くなり、お尻の筋肉を使わなくなるため
腰痛や坐骨神経痛がでやすくなる。
どうすればよいか
・安定期に入るまでは、つわりがひどく心身とも不安定になるもの。
周りの人に理解と助けを求め、無理をしないようにする。
・安定期に入って体調が落ち着けば、適度な運動や体操をして筋肉と関節をよく動かし
血流をよくしておく。
・妊娠中でもできる、体の負担を減らす姿勢を意識する。
当院で施術できるのは
・妊娠16週~35週で、安定期に入り、産婦人科医の許可を得られた方。
妊婦さんへの基本的な施術の流れは
・施術ベッドに横向きのラクな姿勢で寝て、体の天井側の筋肉を緩めていく。
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・左右逆向きに横向きになり、残り半分の筋肉を緩めていく。
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・仰向けになり(お腹が重くて辛ければ、頭~背中の下にタオルを入れ、上半身を
少し起こしてラクな姿勢をとる)、脚が伸ばせれば伸ばして、脚の付け根のストレッチをする。
↓
・仰向けで、首~顔、頭の筋肉を緩めることで自律神経のリラックス神経を優位にさせていく。
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・妊娠中の体の負担を少なくする立ち姿勢のトレーニング、必要な体操の指導をする。
↓
・※背骨や骨盤の関節調整は行わず、怖い、痛いといった施術は一切行いません。
他、症状に応じて座った状態で肩関節の動きをよくしたり、腕の筋肉を緩めたり、
といった施術が入ります。
当院でできることは
・硬くなった筋肉をしっかり緩め、痛みやこり、だるさをラクにする。
・体をラクにすることで、精神的にも落ち着き、リラックスできるようにする。
・姿勢のトレーニングや体操の指導も行い、出産まで少しでもストレスなく生活できるようサポートする。