どんな症状
・アゴの関節まわりやコメカミが痛む。
・口の開け閉めで、カクカク音がする。
・口が開きづらい、大きく開かない。
どんな時に
・朝起きた時。
・何かを食べようとした時。
・口を大きく開けようとした時。
なぜそうなるのか
・ものを噛むときに使う筋肉(咀嚼筋)のコリがトリガーポイントとなって痛みを出す。
・咀嚼筋が凝り固まって伸び縮みしづらくなることで、アゴの関節も開け閉めしづらくなる。
・上アゴと下アゴのクッションになる関節円板の磨り減り、ズレにより関節が動きづらくなり、痛む。
その原因になるのは
・普段のストレスが過剰になり、自律神経が緊張しすぎの状態になる。(交感神経優位)
・寝ていても力が入りっぱなしで、歯のくいしばりや歯ぎしりにより咀嚼筋が固まる。
・仕事中など、無意識の間に歯をくいしばっていて咀嚼筋が固まる。
・左右の片側でばかり噛むクセがあり、使う側は疲労し、使わない側は血流不足で固まる。
どうすればよいか
・緊張して固まったアゴの筋肉を緩めて動かしやすくする。
・片側で噛む、ほおづえをつく、横を向いて食事する、などのクセを改善する。
・リラックスできる時間を増やし、普段から緊張状態を長く続けないようにする。
当院でできることは
・アゴの筋肉を中心に、顔、頭、首など付随して固まっている筋肉を全体的に緩め、
血流をよくして動かしやすくする。
・施術により、自律神経のリラックス神経(副交感神経)を働きやすくし、過剰な緊張
状態(交感神経優位)を抑制し、徐々に両者のバランスを整えていく。
・アゴの筋肉を緩めてリフレッシュできる、簡単な体操を取り入れ、疲労を溜め
込まない習慣を身につけていく。