肩こり・首こりでお悩みの方へ
気が付くと写真のように肩を押さえていることありますよね。
ひどい場合、頭痛が起きたり、痛くて首が動かせなかったりと
日常生活にも支障が出ます。
そんな「肩こり・首こり」の原因と当院で行なうことについてまとめました。
肩こりや首こりの起こる理由
デスクワークや家事・育児、スマホ、車の運転など、
日頃の姿勢が首や肩へ負担をかけています。
顔を突き出し、腕を前に出す。そんな当たり前の日常動作が原因のひとつです。
頭の重みは、体重の約10%
両腕の重みも、体重の約10%
首や肩は、その重みを常に支え続けているわけです。
筋肉への負担が大きくなって当然ですよね。
支え続けた筋肉は、過度な緊張から柔軟性を失い、かたくなっていきます。
血流も悪く、酸欠になります。
結果、かたい・重い・痛いなどの症状となり、助けを求めているのです。
これが日頃の姿勢が原因の「肩こり・首こり」です。
もう一つは、自律神経の乱れによるものです。
交感神経・・・戦い・興奮・緊張など、身体に力を入れるスイッチ
副交感神経・・・休息・リラックスなど、身体が脱力できるスイッチ
交感神経が優位な時、筋肉は硬く緊張を高めます。
副交感神経が優位な時、筋肉は緩み柔軟性を取り戻します。
この2つは、表裏一体の関係です。
必要な時に必要な方が力を発揮して優位になる。
どちらか一方だけが強すぎてもダメなんです。
交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、
筋肉の緊張(交感神経優位)の状態が長時間続くと脱力できなくなってしまいます。
これが自律神経の乱れが原因の「肩こり・首こり」です。
当院で行なうこと
トリガーポイントセラピーで血流の悪くなった硬いコリをやわらかくします。
*トリガーポイントとは、血流が悪く硬くなった筋肉に出来るコリのようなもの
ストレッチを組み合わせて、やわらかくなった筋肉の柔軟性を取り戻し、
関節の可動域(動きの幅)を広げ、血液や神経(自律神経)の流れを整えます。
頭の位置や向き、腕や肩甲骨の状態など、普段の姿勢も確認します。
姿勢が原因で緊張している筋肉の多くは、偏った使い方をされています。
その負担を取り除いていくため、普段の姿勢を見直す指導も行います。
姿勢改善は、筋肉への負担を減らし、脱力しやすくするので、
副交感神経を刺激して、自律神経のバランスも整えやすくなります。
こちらもご覧ください
⇒ 患者さんの声
⇒ エキテン口コミ投稿